仕事探しのお手伝い:履歴書や職務経歴書の書き方のポイント

弊社ではシステムエンジニアリングサービスや派遣やフリーランスとしての働き方に加えて、正社員で働きたい!という方にも、お仕事や会社をご紹介しています!
初めて正社員という形でお仕事を探されようと言う方や、転職をされる方などが、つまずきがちな、履歴書・職務経歴書のまとめ方を整理してみました。

履歴書・職務経歴書は‟事実だけ″を記載するもの?

仕事を探そう!と思ったときに、まず初めに準備するのが履歴書や職務経歴書。
応募に向けて、どんな仕事をするのにも、まずは自分自身の情報を、相手に正しく伝えるための基本情報になるため、シンプルに事実や情報だけを整理して記載するのが重要です。

これだけを聞くと、一旦、作業をすればいいだけのはずなのに、記載につまづいてしまう場所がないですか?

記載の際に多くの転職希望者や就職希望者を困らせているのが、履歴書の「志望動機」と職務経歴書にある「自己PR(ピーアル)」の記入です。

自己PRは‟解釈″を補完するもの

解釈とは、事実や情報を受け取る際の捉え方のことです。
ご自身の解釈だけではなく、これから働こうと思っている企業の人事や採用担当者の考えによっても価値や意味が異なってきます。学歴や仕事の実績を、相手はどう捉えるか。

読み手が事実を、より良く判断するのに足りない情報はないか?追加してみるといった視点で記載する必要があります。

例えば職務経歴書で、10人の営業チームで働いていた経験がある人と、300人の営業チームで働いていた経験がある人がいたとします。あなたが採用担当で、お二人の方に「私は営業でNo.1でした!!」と自己PRをされた場合に、事実だけの記載で比較されてしまったら、圧倒的に300人チームの方の方が経験がありそうにみえませんか?

よくよく聞いてみると、面談で10人チームの営業だった方、何年も働いているベテラン営業の中で、たった1人新入社員として入社し、周りの方抜いて1番になった!と言うことだったそうです。

自己PRは、その書類を見る人(採用者側)によって、解釈がなされる部分であると理解して記載するならば、よりよく判断されるための追加情報や補完情報を上手く整理して伝えることが大切です。

凄く頑張り屋です!ではなく、こんな問題があったのに頑張った人間です!と言うポジティブに判断できるだろう情報を補完することを意識して、PRしましょう。

志望動機は‟あなたの計画″を書く

志望動機もとっても記載の際に頭を悩ませるポイントだったりします。人によっては、志望する企業に合わせて記載内容を一から考え直したり。

こんな素晴らしい会社なので入社したいと思いました!…
こんな商品が好きなので入社したいと思いました!‥‥

相手の企業の良い部分を理解するのは大切ですが、志望動機で、自社の良いところを褒められたいとか、知らないところを教えてもらおうと思っているわけではありません。読むのは社員で、会社のことや商品の良さを誰よりも理解している人たちです。

経営者やチームのリーダーになったつもりで考えてみてください。新しいメンバーを迎えようとするとき、どんなお手紙が届いたら嬉しいですか。これから一緒に働くにあたって、どう働いてくれるのか、自分たちのチームをより良い方向に引っ張ってくれるのか?長く一緒に働ける人なのか?を少なからず期待しています。一番知りたいのは、知られざる「志望者(あなた)自身」のことです。

志望動機は、自己PR以上に、「自己PR」を記載する場所!

就職してからどう成長していきたいのかという「計画」をアピールしてください。
あなた自身の思い、徹底的にプレゼンする場所が志望動機です。

自己PRや志望動機の記載が難しい理由は?

プレゼンテーション資料としての履歴書・職務経歴書は、相手の視点に立っての記載を心がけるだけで内容が変わってきます。

どうしても、自己PRを書いたり、志望動機が難しいという場合は、相手の情報や、計画を立てるための情報が足りていない時です。弊社には社会人経験や転職活動支援の経験が多いベテランメンバーが多数在籍しています。

「自信がないが良いアピール方法はないかな?」とか「これがやってみたいができるだろうか?!」最大限に貴方の魅力が伝わるにはどうしたらいいか、想いを大切にしながら、一緒に考えさせていただきます。